
児童養護施設の心理職の先生から見た、施設で暮らす子どもたちの葛藤をわかりすく解説してくれている本です。子どもの葛藤をいろんな事例を通して知ることができます。
この本読んでみようと思ったきっかけは、年相応に育ってきていると思っていた我が家の里子くんの、思いも寄らない自己肯定感の低さを見せつけられたときでした。
表面上は穏やかに見えていたけれど、本人も気づいていない傷みを息子はまだまだ抱えていて、何かの弾みで、それが飛び出してくるんだなーと知りました。
そんな心の傷が表出するタイミングは、人それぞれらしいですが、漢方では良くなるときは悪くなるという、好転反応とういうものがあるように、心もそういう反応を起こしながら徐々に回復していくんだろうなーと読後、しみじみ考えさせられました。
また文中には、いろんな文献を参照して事例を説明しています。この本読んでみたいなーと興味を引くものも見つかったりで、次に繋がっていく1冊というところも、オススメですよ。
Y.N
作者: 楢原 真也
出版社: 日本評論社
